&ロ愛子先生
&ロ愛子さんに初めて会ったのは今から36年前です。
この霊能者の先生に会うことで私の人生は大きく変わりました。
結婚したころから「もしかして私は未亡人になるのでは?」という奇妙な予感が常にありました。そしてそれを裏付けるように主人は8年の間に何度もケガを繰り替えしていました。
趣味の大工仕事で親指に怪我をし、その後また薬指にけがをし、柔道をやればアキレス腱を切り、スケートに行けば転倒して頭を打ちetcと。
命に別状はないもの、父が子供のころに亡くなり母の苦労した姿を見ている私としては「もしかしたら私の主人も?」という恐怖をいつも感じていたのです。
その当時、&ロ愛子さんがテレビで活躍を始め、私は毎日 新聞のテレビ版を確認して&ロ愛子さんの出演があれば必ず見ていました、もちろん本が出版されると必ず買い求めて読んでいたものです。
「&ロ愛子さんに会おう!」と決心したのは遠縁の叔母の連れ合いが胃癌になったときです。私は叔母に電話をして
「おばちゃん!&ロ愛子という霊能者の本に胃がんが治った例が出ていたよ。鑑定してもらいなよ。私が会わせてあげる!」と電話で約束をしました。
約束はしたものの、現実に「どうしたら会えるものか?」という当てはまったくありませんでした。
でも「&ロ愛子さんに会う!絶対会う!」という決意のもとにいろいろ、ついに会う事が出来たのです。
まず、本の出版社に電話をして&ロ愛子さんの住所を突き止め、当時5000円のメロンをもって(うちでは当時10000円のメロンしか買ったことがなかったのですが)、とにかく出かけていきました。
出版社に教えてもらった住所には実際に「&ロ」という表札があり、ピンポンすると秘書らしきいかにも知的な人が出てきて、要件を告げた時点ですぐ「申し訳ありません」と断られました。断られたものの、強引に(本当に強引に)買ってきたメロンをむりやり玄関に放り投げるようにして「鑑定の予約をもらうまでは絶対に帰らない!」とう決意のもとその場所をうごきませんでした。根負けした秘書の人は「それでは予約の電話癌号をお教えします。毎週月曜日の9時から予約を受け付けますが、10分位で予約を埋まってしまいますが、それで宜しければ。」ということでした。
それから家に帰った私は次の月曜日までの何日間か「なんとしても予約を取れるように」と必死で自分の家の仏壇でご先祖様にお願いしました。
これが私が仏壇にお線香をあげた最初の日です。それまでは仏壇に向かうことすらなかったのすから、この日から私の人生は先祖供養に向けて大きく変わっていきました。